2009年06月28日

乗り越えた試練

一つ目の試練は両ボランチが出場停止だったこと。
富山、上田、福井を比較したときに上田なら戦えると踏んだのだろう、両ボランチのイエローを消化してむかえたジェンシャン戦。
今日先発した高沢、斉藤とも能力には疑いはないが、組み合わせとしては辛島体制でもほとんどなかった組み合わせ。
下位チームも差が開いているとはいえ、気が抜けない相手だった。

二つ目の試練は石川の退場。
同点に追いつかれた状況で、よもやの退場。どうやら2、3プレー前のアドバンテージを取ったプレーでイエローカードを提示した模様。むしろ1枚目が?だったか。
ゴールラインを割ったと思われたプレーで突然のイエロー提示。競り合いの中から後ろから何かしたと判定されたのだろうが、それほどのプレーに見えず、悔やむとしたら一枚目だろう。
しかも間の悪いことに数分前に選手交代のカードを2枚切って、2トップから3トップにシステムを変更したばかり。選手交代は残り1枚しかない状況。

しかし、この試練を両ボランチと選手交代で乗り切った。
個人的にMOMに斎藤智閣を推したい。
持ち前のディフェンスのしつこさに、なぜか(失礼!)今日はパスがよくつながった。惜しいロングシュートもあった。
退場してからは左サイドバックへ移動。なぜか左サイドバックへ移動してから前線に顔を出す時間が増えたような気がする。

また途中交代二人が勝ち越し、ダメ押しと監督冥利につきる展開。
特に大西は久しぶりの出場ながら、能力の高さをみせつけた。フリーキックでも見せ場をつくり、上位対決の前にコンディションがあがってきたのは好材料。

とにかく試練が重なった試合。ロースコアながらきっちりと結果を出せたことを評価したい。
石川航平が退場で累積の消化とならなかったのはマイナスか。
しかし新戦力の獲得のタイミングを考えれば、いいテストの機会なのかもしれない。
いずれにしても試練の中、最悪の結末は回避した。

しかし…
上田の得点、芦田→兼子→横井って、もろパルセイロ(ってかエルザ?)じゃん。
さすがの連携って感じでしたね……。

第35回 北信越フットボールリーグ1部 第10節
松本山雅FC 3-1 FC上田ジェンシャン
2009.6.28 at Alwin



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Posted by scrumhalf at 18:02│Comments(0)松本山雅FC


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