2008年12月19日

三連敗四連勝

CWCについて書こうかと思ったら、さらに気になるニュースが。

第21期竜王戦で渡辺明竜王が羽生善治を下し初の「永世竜王」になった。
ちなみに将棋での七番勝負の三連敗後四連勝も史上初。

野球の日本シリーズでは1958年にあって以来、たびたび見られる。
囲碁では通算5度も達成されているが、将棋では史上初。
コミで先手後手の差を調整する囲碁より、将棋では若干に先手有利のため星が偏りにくいためらしい。
いずれにしても3連勝した段階で、羽生「永世七冠」が誕生すると思っただけにかなりの仰天ニュース。

なにしろ渡辺が竜王を獲ったときには、数年でその座を奪われると思ったものだ。それがあれよあれよの五連覇。
順位戦でもB級1組まであがり、その実力がフロックでないことを証明している。まずは素直に称えたい。

と同時に羽生で思い出すのが、七冠同時保持を達成する一年前、七冠に挑戦しながら敗退したことだ。
しかし一年後、他の6タイトルを防衛。再び王将戦に登場。見事雪辱を果たし、七冠を達成した。
ひょっとすると「永世七冠」の達成も同じように来年達成するのだろうか?

ただ六冠を保持しているときは、目の前の一人の人を考えればいいが、竜王戦1組から本戦トーナメントまで、数多い敵と対戦しなくてはいけない。ひょっとすると六冠保持より厳しい戦いになるかもしれない。

それでも本当に挑戦手合まで辿りついたら、来年こそはひょっとするとひょっとするかもしれない。


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Posted by scrumhalf at 01:36│Comments(0)その他


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