茗渓学園に思う

scrumhalf

2009年01月04日 22:07

遅れましたが、明けましておめでとうございます。
あまり更新できていませんね。反省。

正月のスポーツでどうしても触れたくなったのが、高校ラグビー茗渓学園(出身)だった。
二年連続でしかも同じ佐賀工業相手に同点。
そして抽選で二年連続でトーナメントを去る。

たまたま移動時間のために読もうと買った本が「ラグビー大魂(DAI HEART)」。
その中にも引き分け制度について触れている。
引き分けはノックアウトのトーナメントにはあわないという趣旨で。

やはり茗渓学園の状況を見ると改善してほしいと思ってしまう。
高校サッカーの延長なしの即PKでも思うのだが、W杯などの世界最高峰で行われている勝者決定方法が、なぜ高校レベルで適用されないのかわからない。
日程の都合などはあるのだろうが、延長くらいは出来ないものかなと考えてしまう。
確かに次の試合に影響がでるかもしれないが、それを気にするなら最初からトーナメント方式自体から直さないといけなくなる。
プレイヤーもファンも納得できる方式にしてほしいなと思う。


実は茗渓学園を書きたくなった理由はもう一つある。
大学の同じ専攻の後輩に茗渓学園の出身者がいた。
それを知ってぶつけた質問は「自由な校風だった?」。

茗渓学園のラグビーはパスをつなぎ、選手の発想を生かした創造性豊かなラグビーと言われることが多い。
そのイメージから上の質問をぶつけた。

答えは Yes だった。

チームカラーとは、その地域や所属、ひいては国民性といったものが反映されるのだと思う。
茗渓学園しかり、サッカー日本代表しかり。
それは戦術のいい悪いではなくて、そのチームの特徴として評価されていいと思う。

逆に地域性を考慮して、一つのコンセプトを明確にしてチーム作りを行っていくというのも面白いかもしれない。
結果と共通した選考のもと、同じベクトルを向けて進んでいくことができるのだから。

茗渓学園の二年連続の悲劇の報と同時に、そんなことを改めて考えていた正月休みだった。

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