運命(さだめ)
「運命」と書いて「さだめ」と読む。
というミュージシャンのようなことをしたかったのではない。
結局、パルセイロとは雌雄を決する「運命」だったのだろう。
不利な要素を探せばいくらでもある。
相手はインターバルが長い。丸一日空いた長野と数時間短い松本。
さらに山雅は延長戦を2回経験した。実質40分長くプレーしている。
いろいろあげればきりがないのかもしれない。
しかしもっときつい環境を克服したではないか。
北信越大会で2日連続で試合をする山雅が、前日試合をしていない長野に逆転勝ちしたではないか。
この連戦に備えて、全社要員を含めて途中加入の選手を採ったではないか。
不利な要素を探せばいくらでもあるが、克服できる要素もあげればきりがないくらいある。
そして何よりも相性のいい長野だ。
個人的にポゼッションを志向するパルセイロには2回戦のメンバーがいいのではないかと思っている。
浦和戦とほぼ同じメンバー。
意外にカウンターがうまいメンバーが揃う2回戦のメンバーで、浦和戦に近い戦いができれば十分勝機ありとみる。
悩みはボランチに誰を据えるかだ。
浦和戦の二人は高沢+中田だったが、監督のファーストチョイスではない気がする。(それで浦和に勝ったんだからサッカーはわからない。)
北村+斎藤or中田の気はするのだが、北村+中田という組み合わせは未知数な感じがする。非常に悩ましい。
反対を言えば、誰を起用するかで明日どういうサッカーをしようとしているかが見えるとも言える。スタメンは注目だ。
権利もちチームがいなくなったため、明日の準決勝が実質的なファイナル。
2試合の勝者が地域決勝への切符を手にする。
雌雄を決する五度目のダービーは11:00キックオフだ。
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それにしても、なんでいつもこんな試合かなと毎年思う。
そして、「どうせ終了間際に追いついて逆転で勝つんでしょ」みたいな考えが頭にずっとあって、実際にそうなってしまうという山雅劇場。
本当は胃が痛いので勘弁してほしいのだが(苦笑
第45回 全国社会人サッカー選手権大会準々決勝
日立栃木UVAスポーツクラブ 1-1(PK3-5) 松本山雅FC
2009.10.19 at Ichihara Sporekupark A Ground
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