新入生歓迎会【観戦記】
完全に出遅れましたね。福井戦レビュー。
今さらな感じなんですが…。
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いろいろ試合後の感想を読んでいたのですが、総じて「個人技で崩して連動性がない」という批判が多かった。
まあ確かにそうなんだけれど。
でも逆を言ってしまうと、個人技で崩せればそれでいいのではないかと。
極端な話3人で点が取れれば、7人で守ればいいわけで、むしろ地域リーグ向きのサッカーをしているとも考えられる。
だってリスク少ないでしょう。
そういう意味で一番個人的な力を発揮したのは木村だったかもしれない。
途中交代で出場すると強引なドリブル突破から、角度のないところからの強引なシュート。
小林の2得点目は、木村のポスト直撃からのプッシュ。実質木村の得点も言ってもといいくらい。
明らかに新加入の効果が表れた一番手では。
試合全体はどちらかといえばグダグダ。
ただこれは山雅が悪いという感じではなく、点差に関わらず引いた戦いをした福井の戦術にも問題があった印象。
前半攻めあぐねたが、小林のビューティフルシュートと柿本の粘りで2得点。
さらに後半に入り、ゴールキーパーがこぼしたボールを大西がシュート。これで3-0。
3点差になったからか、急に歓迎会の催しを呈す。
点差があったからとはいえ、GK以外の新加入が全員出てくるとは思わなかった。
栗山は独特のリズムで福井選手を手玉に取る。
圧巻はセンターサークル付近からのロングシュート。
「え、打つの?」と思った瞬間、ボールはすでにゴールへ一直線。
インパクト大のデビュー戦となった。
新中は時間も短く評価しづらいが、可能性は見えた。
すでに次節のスタメンを予想する時点で悩んでしまう。
これほどシーズン途中の新加入が期待を抱かせたシーズンはちょっと記憶にない。
結局上位4チームによるリーグ戦の体をなした北信越リーグ。
その直接対決は今週末から。
本当のサバイバル。胃が痛くなる戦い。
しかもその初戦でパルセイロのホームのダービー。
見逃してはいけない。そんな予感の一戦。
第35回 北信越フットボールリーグ1部 第11節
松本山雅FC 6-0 サウルコス福井
2009.7.5 at Alwin
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